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川崎フロンターレが鬼木達監督の契約満了を発表
J1リーグの川崎フロンターレは16日、クラブを率いる鬼木達監督が契約満了に伴い、2024シーズン限りで退任することを発表した。これまで8シーズンに渡って指揮し、2017年のクラブ初タイトルからこれまで7つのタイトルを獲得してきた日本の名将がクラブを去ることとなった。川崎Fの公式サイトで伝えられている。
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鬼木監督は2017年に川崎Fの指揮官に就任すると、就任1年目でJ1優勝を成し遂げ、クラブに初のタイトルをもたらした。2018年にはJ1で2連覇を達成。3連覇とはならなかったが、翌シーズンはルヴァンカップ初優勝を果たした。また、2020シーズンはJ1と天皇杯の2冠を達成。2021シーズンもJ1連覇を成し遂げた。2022シーズンは無冠に終わったものの、2023シーズンに2度目の天皇杯制覇となった。
今季のJ1では現在10位と低迷し、優勝の可能性は消滅している。また、天皇杯では大分トリニータに敗れて3回戦で敗退となり、ルヴァンカップ準決勝ではアルビレックス新潟に2戦合計1-6で敗戦した。
クラブ公式サイトを通して、株式会社川崎フロンターレの吉田明宏代表取締役社長は「2017年のクラブ初タイトルとなるJリーグ優勝を皮切りに、Jリーグ制覇4回、Jリーグカップ(ルヴァンカップ)優勝、天皇杯優勝2回と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げたことは、クラブのみならず日本のサッカー界を代表する監督であることを示しています。鬼木監督の情熱と求心力が、選手とクラブの成長に大きく寄与したことは明らかであり、クラブとして最大限の謝意と敬意を表したいと思います」とコメントしている。
なお、現時点では鬼木監督の後任は未定と発表されている。川崎Fの次期指揮官と、鬼木監督の今後の動向にも気になるところだ。
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