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「シュートも打ててない…」サッカー日本代表、久保建英がぶつかった壁。“自分が自分が”以上に必要だったこと【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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サッカー日本代表は15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦を迎えたが、結果は1−1の引き分けに終わった。中国代表戦以来の先発出場だった久保建英は右シャドウで攻撃陣を牽引したかったが、自身の枠内シュートはゼロ。不用意にボールを失いピンチを招く場面も見られた。(取材・文:元川悦子)

久保建英、先発起用の狙いとは

久保建英
【写真:Getty Images】

 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選4連勝を狙い、15日のオーストラリア代表戦(埼玉)を迎えた日本代表。トニー・ポポヴィッチ監督就任直後の中国代表戦(アデレード)を勝ち切り、浮上傾向にある宿敵とはいえ、今の日本だったら地力でねじ伏せられるはず…。しかも会場はオーストラリア戦無敗の埼玉だ。そういう意味で今回も快勝を期待した人々が少なくなかっただろう。

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 日本の攻撃のけん引役と位置づけられたのは、9月の中国戦(埼玉)以来のスタメンに抜擢された久保建英だ。

「相手が構えてきた中、ボール保持しながら崩していくことを考えた時、いろんな崩し方があると思いますが、タケは個で局面を突破できる。同サイドの堂安(律)や他の選手とのコンビネーションの両方を使いながら相手の守備に圧力をかけ、チャンスを作り、ゴールに繋いでいく…。そういう狙いを持って起用しました」と森保一監督も発言。背番号20自身も意気揚々とピッチに立ったに違いない。

 正直言って、10月シリーズに入ってからの久保は心身両面でそこまでいい状態ではないように見受けられた。
 

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