フットボールチャンネル

「恥辱のオーバーヘッド」韓国代表が難敵イラク代表に勝利で首位維持も、韓国紙は失点に不満「アジア杯6点の選手をノーマーク」

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー各国代表 最新ニュース

アジア最終予選へ臨む韓国代表

【写真:Getty Images】

失点に不満の韓国紙

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループB第4節、韓国代表対イラク代表の試合が現地時間15日に行われた。試合は韓国代表が3-2で勝利している。韓国メディア『スポーツ韓国』は、難敵イラク代表にホームで勝利した自国チームを評価しつつも、失点の形に不満を示していた。

W杯アジア最終予選はDAZN独占配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 ここまで、韓国代表とイラク代表はともに最終予選で2勝1分の勝点7。グループB1位韓国が2位イラクをホームに迎えた首位攻防戦だった。ホームの韓国チームは、エースストライカーであり、チームの要でもあるソン・フンミンが怪我の影響で10月の代表を欠場。さらに10日に行われた第3節ヨルダン代表戦では、ファン・ヒチャン、オム・チソンが負傷交代しており、ケガ人に悩まされながらこの試合を迎えている。

 先制したのは韓国だった。しかし、50分にFWアイマン・フサインが見事なオーバーヘッドを決めてイラクが同点に追いつく。その後、韓国は立て続けに2ゴールを決めることに成功した。イラクが1点返したものの、試合は韓国が3-2で勝利している。

 同メディアは、「恥辱のオーバーヘッドキックゴールを許す」と題して、「アジアカップで6ゴールも決めた相手の最重要選手をノーマークにしたのが決定的だった」と、アジア杯で躍動したフサインにまんまと芸術的なゴールを決められてしまった自国チームに不満を示していた。

 また、「もちろんフサインが驚くべき運動能力とゴール感覚だったのは認める」と言葉を続け、「だが韓国守備陣はアジア杯で6ゴールも入れた相手の中心的な選手を、瞬間的に誰もマークしなかった。このような状況を大陸選手権大会で活躍したストライカーが見逃すことはない。韓国の守備が残念な失点だ」と、特にオーバーヘッドを許した韓国代表守備陣に厳しい評価を下している。

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!