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【写真:Getty Images】
久保建英はオーストラリア代表との一戦でチャンスメイクに奔走
サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア3次予選グループC第4節でオーストラリア代表と対戦した。日本はこの試合を1-1で終え、連勝は「3」でストップした。2シャドーの一角に入った久保建英は「やることはやるよっていうところを見せられて良かった」と、この一戦を振り返る。
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久保はこの試合で70分までプレーし、中央だけでなくサイドに流れながら攻撃にアイデアをもたらした。データサイト『FotMob』によると、同選手はチャンスメイク数「4」を記録しており、この数字は両チームを通じてトップの値である。
しかし今回のゲームでは、3次予選第1節の中国代表戦で見せた、右ウイングバックの堂安律とのポジションチェンジは控えめだった。2人とも横にボールを運ぶことが困難なほどスペースが消されていたので、相手チームが対策を講じてきたと見られる。
これについて久保は「多分対策されてました」と断りながら、「中を切られた時に縦にもいけることを見せられたのはよかったなと思います」とオプションが増えつつあることを明かした。また、今後も堂安とのポジションチェンジに対して対策を講じられた場合について、「イレギュラーな部分もある」と前置きしながら以下のように述べている。
「あれだけサイズがあって守りに徹するチームって多分、限られてると思うんです。それこそ世界の強豪だったら、ただサイズがデカい選手を3枚並べるかって言われたらそうではないというか。そこはまた、戦う相手によって変わってくる部分かなと」
日本の攻撃を牽引する23歳は、このシーンに限らず選手として成長を見せている。23分前後に見せた鋭いプレスバックは守備意識の高さを感じさせ、DF面においても進化が垣間見えた。これについて久保は、「ある程度は多分…、自信とかじゃないですけど、やることはやるよっていうところを見せられたと思います」と述べた。
同選手はすでにA代表でも38試合に出場した経験があるが、これまでよりもこれから歩むであろうキャリアのほうが長いプレーヤーである。現時点でチームの中核を担う選手のひとりだが、その潜在能力はまだまだ測り知れない。
(取材:元川悦子 文:編集部)
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