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「縦っていうのを意識していた」OG誘発のサッカー日本代表、中村敬斗。ゴールシーンは「2人で崩した」【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表MF中村敬斗
【写真:Getty Images】

中村敬斗が同点弾を演出

 サッカー日本代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第4節でオーストラリア代表と対戦し、1-1で引き分けた。試合後、70分からピッチに立ち、同点ゴールを演出した中村敬斗が、試合を振り返っている。

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 所属するスタッド・ランスでは、4試合連続ゴールを記録するなど、好調を維持している中村は、左WBの位置に入ると、この一戦でもキレのあるプレーを見せた。76分には、細かいタッチのドリブルで左サイドを打開すると、オウンゴールを誘発。貴重な同点ゴールを演出した。

 限られた時間の中でゴールに直結するプレーを見せた中村は「負けてる状態で入ったんで、ゴールに向かって前に前にプレーしようっていうのは意識していた」と語った。その思いが繋がったゴールシーンについては「カットインは、相手が中に密集していて、できなかったので、縦っていうのを意識していた。三笘選手が僕がフリーな状態になるように、中にいてくれたんで、すごい良かった」と述べたうえで「2人で崩した場面だと思う」とゴールシーンを振り返った。

 また、厳しい代表でのメンバー争いについては「相当レベルの高い選手がいる中で、僕はプレーしてるので、出場時間が短いことは理解してました。出たときには結果、ゴールに繋がるようなプレーをして、存在感を出していくしかない。限られた時間の中で今日、こういうプレーができて良かった」と喜びを露わにした。リーグ・アンでも結果を出している24歳のアタッカーは「個の能力の高いレベルでやれてるんで、それが自分の中で成長してる理由かなと思う」と語り、フランスでの経験が成長に繋がっているとコメントしている。

(取材:元川悦子、文:編集部)

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【了】

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