ウィングバック
【写真:Getty Images】
中村敬斗(背番号13)
オーストラリア代表戦:70分 IN
評価:A
スタッド・ランスでの好調ぶりを埼玉スタジアム2002でも発揮。ボール保持時のプレーが誰よりもキレキレであり、1点ビハインドで苦しんでいた攻撃陣に元気をもたらした。76分には、三笘薫も驚きの圧巻ドリブルでサイドを切り裂き、最後はキャメロン・バージェスのオウンゴールを誘発。この男がいなければ勝ち点1はなかったはずで、まさに救世主だった。
三笘薫(背番号7)
オーストラリア代表戦:フル出場
評価:B
サウジアラビア代表戦よりは、サイドで1対1を仕掛ける機会が多く、何度かルイス・ミラーを置き去りに。カットインから際どいシュートも放つなど、怖さはあった。しかし、クロスが高さのある相手のブロックを超えなかったり、あと一回のところでドリブルが大きくなったりと、最後の局面で精彩を欠いていたのも事実。及第点といったところだ。
伊東純也(背番号14)
オーストラリア代表戦:62分 IN
評価:B
ゴールやアシストがなく、本人も試合後に悔しさを吐露していたが、試合展開や出場時間を考えても十分な働きを見せていた。自慢のスピードを活かしたドリブル突破でサイドを活性化させただけでなく、鋭く正確なクロスでブロックを固めるオーストラリア守備陣をヒヤヒヤさせていた。堂安律の出来が良くなかっただけに、もう少し早くプレーを見たかった。
堂安律(背番号10)
オーストラリア代表戦:62分 OUT
評価:D
右ウィングバックはもう厳しいのか。久保建英とポジションを頻繁に入れ替えながらプレーしたが、サイドに張った際の突破力は全く物足りず、中央でプレーしても得点はおろか、可能性を感じるシュートすら放つことができなかった。最初の交代でベンチへ下がったのも納得で、むしろ遅かったという評価すらあるだろう。伊東純也との差は開くばかりか。
菅原由勢(背番号2)
望月ヘンリー海輝(背番号18)
関根大輝(背番号-)
長友佑都(背番号-)
オーストラリア代表戦:出場なし
評価:なし