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マンUは今冬主力放出?
マンチェスター・ユナイテッドは、今季も静かな冬を過ごすことになるのだろうか。2020年1月に獲得したMFブルーノ・フェルナンデスを除き、ほとんどの主力選手を夏の移籍市場で獲得してきた“赤い悪魔”だが、3ヵ月後に迫る冬の移籍市場では、新規選手の獲得があるとしても、既存選手の売却がセットで行われるようだ。現地メディア『Manchester Evening News』が現地時間15日に報じた。
エリック・テン・ハフ現監督が就任した2022年夏から、3季連続で約2億ユーロ(約320億円)を移籍市場に投下してきたユナイテッド。同メディアによれば、「1月の散財は事業計画にない」としながらも、「2025年がはじまるまでに新監督が就任したり、リーグ戦での順位を大幅に上げる必要があったりした場合、クラブは冬の移籍市場での補強を検討しなければならないかもしれない」と、テン・ハフ体制の今後の成績によって、冬の投資が行われるかどうかが決定されると伝えた。
また選手獲得を行うためには、既存選手の売却が必須であり、売却候補として3人の名前が挙げられている。1人目は、2019年夏、ディフェンダー史上最高額の移籍金8700万ユーロ(約140億円)で獲得したDFハリー・マグワイアだ。クラブは1月の売却を視野に入れており、2025年6月30日に満了し、以降フリー移籍が可能となってしまう現行契約を、1年間延長するオプションを行使する模様。近年復調傾向にあった31歳を放出する理由について、同メディアは、「来夏に契約満了を迎えるDFヴィクトル・リンデロフが、移籍金なしで退団する可能性が高く、マグワイアがチーム唯一の売却可能なDFなのだ」と、他選手の去就の影響を受け、移籍が画策されていることを報じた。
また2人目は、2022年夏に7065万ユーロ(約113億円)の移籍金で加入したMFカゼミーロ。同選手の去就は、同じポジションのMFマヌエル・ウガルテが1月までに定着できるかどうかにかかっているようだ。最後に3人目は、同じく2022年夏に9500万ユーロ(約152億円)を投じて獲得したFWアントニーだ。こちらは高額な移籍金の回収が困難となっており、このまま目立った活躍を見せられずに退団となれば、クラブは大きな損失を被ることになる。残り3ヵ月、クラブ首脳陣を翻意させるプレーを見せられるだろうか。
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