日本で受けた衝撃「誰が10番なのかまったく分かりませんでした」
「通常、どのチームに行ってもすぐに、誰がディフェンダーで、誰がストライカー、ミッドフィールダー、ウィンガーなのかが分かります。彼らのプレースタイルやテクニックで見分けがつくからです」と彼は振り返る。
「でも日本に来たときは、誰が右サイドバックで、誰がセンターバックで、誰が10番なのかまったく分かりませんでした。どの選手も足元の技術が素晴らしく、ボールを扱うのが上手でした。そのため、リーグでのプレーがとても楽しかったです」
日本への愛着とリスペクトが残っているものの、現在オーストラリアで放送の仕事をしている41歳のブロスケは番狂わせを期待している。火曜日の試合に向けて複雑な気持ちはなく、ポポヴィッチが率いるチームが、3-1の勝利を収めた中国代表戦に続き、埼玉でも勝利を収めることを願う。
「グラハム・アーノルドが退任を決めたことで、チームに少しばかりプラスの反応があったかもしれません。それによって即座に反応が引き出されるでしょう。ポポヴィッチはチームに反応を引き起こすタイプの監督で、それは私たちが今必要としていることです」
もちろん日本代表はその逆を望んでいる。ただ、3年前のオーストラリアとの対戦が示すように、サッカーにおいては状況が一瞬にして変わることはよくある。
(取材・文:ショーン・キャロル)
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