「ただもう限界に達して…」「ポポヴィッチの素晴らしいところは…」

「彼はただもう限界に達して、これ以上やれることはないと感じていたのでしょう。全力を尽くしてきたのです」

「選手たちにも変化が必要だったし、彼自身も何か新しいものが必要だった、あるいは休息が必要だったのでしょう。そして、このタイミングは非常に難しいものです」

　それでもブロスケは、オーストラリアの新しい監督であるトニー・ポポヴィッチがアーノルドの後任として適任であり、彼がチームに新たな活気をもたらすと確信している。

「2人の監督は全く異なるスタイルを持っているので、チームが必要としている変革をもたらしてくれるでしょう。彼はアーノルドとは全く違う性格の持ち主です。ポポヴィッチは私が一緒にプレーしていたので知っていますが、彼が現役最後のシーズンの途中でアシスタントコーチに就任しました」

「ポポヴィッチの素晴らしいところは、彼がすべての面で卓越性を求める姿勢です。トレーニング中のたった一つのパスにも気を抜けません。もし雑なパスをして、それが彼の目に留まったら、すぐに指摘されます」

「彼が選手たちに、すべてのプレーにおいて卓越性を求める姿勢が、私が個人的にポポヴィッチの素晴らしいと思っているところです」

　もちろん、サッカルーズのスロースタートは元監督だけの責任ではない。FC町田ゼルビアのストライカーであるミッチ・デュークも最近、選手たちも責任を負うべきだと認めている。