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「自分がもっとよくなれば…」サッカー日本代表、田中碧は現状をどう見ている? 先輩2人は「すげえなあ」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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15日、サッカー日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦を埼玉スタジアム2002で迎える。遠藤航の欠場が濃厚な中、先発出場が期待されるのが田中碧だ。3年前には同じ場所、同じ相手に強烈なインパクトを残したこの男は、この一戦で現状を打破できるだろうか。(取材・文:元川悦子)

埼玉のオーストラリア代表戦と言えば…

田中碧
【写真:Getty Images】

 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の4連勝がかかるオーストラリア代表戦が今日15日、埼玉スタジアム2002で行われる。

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「埼玉のオーストラリア戦」と言えば、本田圭佑がPKを決めて2014年ブラジルW杯出場権を手にした2013年6月のゲーム、浅野拓磨と井手口陽介というフレッシュな2人がゴールして2018年ロシアW杯出場権を獲得した2017年8月の大一番など、数々の名勝負が繰り広げられてきた。

 そんな中、特に印象に残っているのが、2021年10月の一戦だろう。2022年カタールW杯最終予選で序盤の3戦で2敗という崖っぷちに立たされた日本代表の森保一監督は、それまでの4−2−3−1から4−3−3(4−1−4−1)へと大胆な布陣変更に踏み切ったのだ。

 そのうえで、両インサイドハーフ(IH)に守田英正と田中碧を抜擢。彼らとアンカー・遠藤航の中盤が新たな安定感をもたらし、チーム状態がV字回復していった。

 6年目を迎える森保ジャパン最大のターニングとなったこの重要マッチで先制弾を叩き出したのが、当時23歳の田中だったのだ。

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