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トニー・ポポビッチ監督が日本代表戦を前に語った内容とは?
オーストラリア代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第4戦で日本代表と戦う。この一戦を前にした記者会見に出席したトニー・ポポビッチ監督が、現役時代に共にプレーした森保一監督との関係性に加え、意気込みについても語っている。
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先の中国代表戦が初陣となった指揮官は、「まず、ここにこうして来られて嬉しく、光栄に思う。ヘッドコーチとして、もちろん自信がある。全選手が出場できるし、素晴らしいチャレンジになる。素晴らしい結果を残したい」と意気込みを語った。
ポポビッチ監督は、現役時代にサンフレッチェ広島で、チームメイトとして共に戦った日本代表指揮官を「森保さんは素晴らしいコーチ。代表監督として実績を残し、キャプテンとしても素晴らしかった。彼はフリーの時にやってきて2週間を過ごした。(それだけでも)彼の性格がよく分かるはずだ。常に進化し、学ぼうとしている人。そういう面がサッカーでも非常によく生かされている」と、当時ポポビッチ監督が指揮を執っていたウエスタン・シドニーに、森保監督が広島の監督を退任した後に、2週間の研修に訪れていたことについて明かしている。
そして、ホームで3-1と逆転勝利を果たした中国戦を「自分たちにとってはフォーメーションよりもどういうプレーをするか。中国戦でもフォーメーションを変えたし、(流れの中で)プレースタイルはどんどん変えていく。それを続けていくことが大事。結果についてはすごく嬉しい。0-1からの逆転はすごくよかった」と振り返り「明日は素晴らしい相手と素晴らしいスタジアムで試合をするので、しっかりと勝てるという自信をもって戦いたい」と日本戦に向けてコメントした。
続けて、「(W杯の本大会出場へ)自信がある。長い道のりで、1つ1つの試合に対応していく。どういうメンタルで臨むか。勝てるという自信があるし、明日は勝ち点3を取る。その後、本大会に進めたら大変だが、それは嬉しい頭痛となる」とアジア最終予選の突破に自信を示した。
また、2006年ドイツW杯の初戦で日本がオーストラリアに1-3と敗れた試合について聞かれると「確かに2006年の試合は、特別な日で今でも笑みがこぼれる。明日も笑みを浮かべたいが、日本代表はすばらしい進歩を遂げている。森保さんの力も大きい。日本は段階を経て強くなっている。ただ、自分はどんなリーグ戦であったとしても1位を目指して頑張る。そうできるし、自信もある」と述べた。
ポポヴィッチ監督は現役時代、クリスタル・パレスにも所属。また、アシスタントコーチとしても在籍していた経歴があり、今夏に同クラブへ移籍した鎌田大地については、「やはり自分のいたチームに良い選手が入るのは嬉しい、まだフィットする段階。ゴールはしていないが、明日、日本代表の一員であるときには得点してほしくない。ぜひクラブのために得点してほしい」と冗談を交えながら、鎌田の活躍を祈った。
(取材:元川悦子、文:編集部)
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