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オーストラリアメディアが分析した日本代表の弱点とは?
オーストラリア代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第4戦で日本代表と戦う。オーストラリアメディア『THE ROAR』は現地時間14日、「番狂わせを起こせるだろうか」と題し、日本の弱点について分析している。
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オーストラリア代表は9月の2試合では、1分け1敗と振るわず、グラハム・アーノルド監督を解任。後任として、トニー・ポポビッチ監督が就任した。ポポビッチ体制の初陣となったホームの中国代表戦では、先制点を許したものの、3-1と逆転勝利。勝ち点を4に伸ばし、2位に浮上した。そうした状況の中で、ここまで3試合で14得点の無失点で最終予選3連勝中の日本とアウェイで戦う。
同メディアは「厳しい状況になると、トニー・ポポビッチ監督はしばしば守備的になる。オーストラリア代表が15日夜の埼玉スタジアムでの試合で、何か成果を上げられる唯一の方法は、おそらくこれだろう」と記し、守備的に戦うことが唯一の勝利に向けた戦い方であると言及した。
さらに「結局のところ、彼らには質の高い控え選手が揃っている」と久保建英や伊東純也がサウジアラビア戦でベンチスタートだったことに触れ、「久保と伊東はどちらも、オーストラリアの守備陣にダメージを与えるプレーチャンスが与えられると考えていることだろう」と綴り、久保と伊東がオーストラリア戦では、長くプレーすることを予想した。
続けて「日本に弱点がないわけではない。ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれたGK鈴木彩艶は、優れたシュートストッパーであり、世界のサッカー界で最も高く評価されている若手GKの一人だ」と評価したものの「多くの若手GKと同様、彼は自陣ペナルティエリア内で完全な統率力があるわけではなく、セットプレーやコーナーキックを必ずしも得意ではない」と分析し、セットプレーからはチャンスがあると見解を示している。
最後には「ポポビッチ監督はすでに埼玉への遠征を『素晴らしい挑戦』と呼んでいる。選手たちがそれに応えてくれることを願おう。なぜなら、100%の集中力がなければ、オーストラリア代表は粉々に引き裂かれる可能性がある」と伝えた上で「これまで何度も見てきたように、追い詰められたサッカールーズは、緑と金のチームの良さを最大限に引き出す傾向がある」と母国の代表に期待を込めて報じている。
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