サッカー日本代表　最新ニュース

森保一監督がオーストラリア戦前に語った内容とは？

サッカー日本代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ（W杯）26アジア最終予選（3次予選）の第4戦でオーストラリア代表と対戦する。この一戦を前にした前日記者会見が行われ、森保一監督とスポルティングCPでプレーするMF守田英正が出席した。

　
　
　森保監督は、5ポイント差で2位につけるオーストラリア代表に向けて「これまで最終予選で3連勝してこれてますが、この3連勝は明日の勝利を約束してくれるものではないので、気を引き締めて、準備してきたことをして明日の試合で思い切ってチームとして全力で、思い切って選手にはプレーしてほしい」と意気込みを語った。

　続けてセットプレーでの守備について聞かれた指揮官は「セットプレーだけではなくて、いくつかのミスは（サウジアラビア戦では）あったと思う。ミスではなくても相手も力のあるチームなので、我々が後手を踏むシーンもあったと思いますので、全てパーフェクトでできるように改善をしていかなればいけない」と述べ「原因としては、試合前にできるだけ我々が選手にどういうことを起こりえるかということを伝えておくことが必要だと思う」と話した。

　また、スタメンやメンバー選考の基準については「誰が出ても試合に勝てるメンバーが揃っているとは思いますが、その中でも個々のコンディションやグループでの機能性を含めて、勝つためにベストな選手だということで、チーム編成・先発を決めさせていただいている」と答え「多くをこのW杯出場がかかっている最終予選で試すことはできていませんが、交代枠含めて、そしてトレーニングの中で我々がより誰が出ても勝つ、誰を組んでも機能できるということはつねに準備しています」と述べている。

　最後にはこれまでの3戦を振り返り「今、バランスが良いところは、危機感と誇りという中でより高みを目指していく、1試合1試合を勝利を目指して戦っていくという、レベルアップするというところが非常にバランスがいいかなと思っている」と手応えを露わにし「相手を見下すことなく1試合1試合、緊張感を持って、警戒心を持って、試合に臨んでいくというところが、誇りというところと緊張感を持って日々、前進していくというところ、試合に向かっていくというところのバランスが非常に良いのかなと思う」と安定した戦いを見せている要因として、メンタル面でも充実していることを明かしている。

（取材：元川悦子、文：編集部）

W杯最終予選をDMM×DAZNホーダイで観る

【関連記事】
サッカー日本代表、オーストラリア代表戦のキックオフ時間や放送予定は？
英国人が見た日本代表 「アルゼンチンより強い！」「守田英正は本当に…」「簡単そうな試合だが…」
3バック変更でピンチ？ 立場が厳しくなったサッカー日本代表6人