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1993年の開幕から32年目を迎えたJリーグでは、数多くの外国籍選手がプレーしてきた。活躍した選手もいる中で、期待を大きく裏切って帰っていった選手も少なくない。今回では、横浜F・マリノスで活躍できなかった外国籍選手を6人紹介する。※年齢は加入時、成績はマリノス在籍時のもの
引退後は名門ディナモ・ザグレブでの監督経験も
1999年J1・2ndステージ第14節:清水エスパルス戦の先発メンバー
イゴール・ヨビチェビッチ(クロアチア出身)
生年月日:1973年11月30日(当時25歳)
在籍期間:1999年
J1通算成績:1試合出場/0得点
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世界的名門レアル・マドリードのBチームでもプレー経験を持つFWは、1999年に来日して練習生から横浜F・マリノスと正式契約を結んだ。しかし、将来を嘱望された過去の経歴による期待には応えられず、リーグ戦出場は1試合のみだった。
その唯一の出場機会は1999年の2ndステージ第14節・清水エスパルス戦の終盤85分からだった。1-2でリードを許していた展開で同点ゴールが期待されながらノーインパクト。そしてホーム最終戦で優勝争いをしていた首位・清水に振り切られ、目の前で2ndステージ優勝を決められてしまった。
1999年限りでマリノスから退団となり、ブラジルのグアラニへ移籍する。そこからクロアチア時代の古巣NKザグレブ、フランスのメス、中国の瀋陽東進や上海連城(のちに上海申花に合併)、ウクライナのカルパティといったクラブを渡り歩き、選手としては不思議なキャリアを送った。
それでも現役引退後は指導者としてステップアップしていき、2020年には数々の実力者を輩出してきたクロアチア屈指の名門ディナモ・ザグレブの監督を任された過去もある。
1999年J1・2ndステージ第14節:清水エスパルス戦の先発メンバー
▽GK
川口能活
▽DF
波戸康広
上野良治
小村徳男
▽MF
深澤仁博
遠藤彰弘
神田勝夫
永井秀樹
三浦淳宏
▽FW
ユ・サンチョル
城彰二
※ヨビチェビッチは85分から永井秀樹に代わって途中出場
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