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鎌田大地の起用法に現地メディアが言及
サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第3節でサウジアラビア代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。この試合で先制点を奪ったクリスタル・パレスに所属するMF鎌田大地の起用法について、クラブ専門メディア『WE ARE PALACE』は、クラブとの違いについて指摘した。
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2シャドーの一角でスタメン入りした鎌田は、絶妙な立ち位置で後方からボールを引き出し、存在感を発揮。また、14分には守田英正の折り返しを冷静に左足で流し込んで先制ゴールを奪い、森保一監督の先発起用に結果で応えた。クラブではボランチの起用が多く、現地メディアやサポーターから酷評されることもあった28歳のMFだが、この試合では自身の良さを活かして輝きを放った。
同メディアは「鎌田大地が日本に歴史をもたらし、オリバー・グラスナーがクリスタル・パレスの背番号18を間違って使っていたことを証明」と題した記事を掲載。その中で「2-0の勝利に貢献した鎌田のパフォーマンスは非常に安定しており、91%のパス成功率を記録した。ストライカーの背後でこのような堅実なプレーを見せれば、グラスナーに夏の補強選手(鎌田)の起用法が誤っていたことがわかるはずだ」と鎌田のボランチ起用は誤りであると指摘した。
続けて「彼の強みが活きるのは明らかにナンバー10や攻撃的な役割であるにも関わらず、グラスナーは鎌田をナンバー6の役割に押し込んでおり、その結果、懸念されるパフォーマンスを見せている」と記したうえで「鎌田が適応に苦しんでいる間に無理にスタメンに入れる必要はない。代わりに、グラスナーは彼をベンチから使って自信とコンディションを高めるべきだ。このゴールは日本代表にとって大きな意味を持つものであり、彼の調子を上げる助けになるだろう」と鬼門であるサウジアラビアの地で貴重な先制点を挙げた鎌田の起用法について見解を示した。
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