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【写真:Getty Images】
上田が語った手応え
サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でサウジアラビア代表と対戦し、日本代表は2-0の勝利をおさめた。これでアジア最終予選では3戦合計14ゴール無失点となり、日本代表FW上田綺世も一定の手応えを感じているようだ。
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1トップで先発出場し、日本代表の最前線でチームの起点となり続けた上田。「ラフなロングボール、チームで時間が必要なときに時間を作る前でタメを作るっていうことは、多分今後も求められる。これはどこに行っても同じ。それができるようにしたいなと思っている」と、自分自身に求められた役割を振り返りつつ、今後に向けての目標を語っていた。
特に体を張ってボールをキープする場面が目立っており、「審判が、結構バチバチやり合うのを好んでいた。なかなかファウルがもらえないシーンもお互いにあって、守備のところもそうだった。だから、余計熱く戦わないと球際に勝てないしそういうプレイは必要なのかなと思った」と、屈強なサウジアラビア代表最終ラインと競り合う場面も多かった理由について言及している。
最前線でボールを収めて周囲の選手と連携する場面も光っていた上田は、「(前線の選手が変わって)合わせる時間がなかったとしても、選手の特徴は理解している。やりたいプレーをサポートすることで、逆に自分が抜け出しやすくなったり、返ってきたりする部分もある。選手に合わせつつ、チームに求められることもしっかりやるようにトライしている」と、強豪サウジを相手に味方を活かすだけではなく、自分の色を出せていたことに手応えを感じていたようだ。
これで3戦全勝、チームは波に乗った状態で次節アジアのライバルオーストラリア代表をホームに迎える。上田は、「リーグ戦的に見たら大きな勝利だとは思う」と前置きした上で、「とにかく毎試合、いい準備をして自分たちの形に合わせて勝つ。そこに対して出た課題を修正しながら次の試合に向けていくことの連続だと思っている。まずは、今日の試合でどういうパフォーマンスができて、何がうまくいったのか整理して次の試合に向けてもいい準備をしていきたい」と、次戦に向けての意気込みを語っている、
(取材:元川悦子 文:編集部)
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