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日本代表 2か月前

凄かったのは? サッカー日本代表、サウジアラビア代表戦全選手パフォーマンス査定。文句なしの男は…【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

ミッドフィルダー

サッカー日本代表の守田英正
【写真:田中伸弥】

守田英正(背番号5)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:A

 これほど何でもできる選手はいるだろうか。絶妙なポジショニングでボールの逃げ道を作るだけでなく、卓越した技術を武器にプレスを無力化し、ボールを持ち運び、質の高いパスでリズムを生み出すなど、チームの“心臓”としてこれでもかと躍動した。前半には落ち着いた折り返しで鎌田大地のゴールをお膳立て。ますます替えの効かない存在であることを証明している。

遠藤航(背番号6)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:B

 史上最強のメンバーをまとめ上げ、怒涛の3連勝に導いた。クラブでは出場機会の確保に苦しんでいるが、サウジアラビアの地ではそれを感じさせず、出足の鋭い守備や体を張ったブロックで無失点に貢献。攻撃面ではあえてタイミングをズラしたアイデアあるパス展開が目立った。ただ、とくに終盤などややボールロストも多かった印象。相方の守田英正ほどの評価には至らない。

鎌田大地(背番号15)
サウジアラビア代表戦:63分 OUT
評価:B

 2シャドーの一角として先発出場。14分に守田英正の折り返しを冷静に流し込んで先制ゴールを奪う大仕事をやってのけ、森保一監督の期待に応えた。その後も神出鬼没な動きを繰り返し、随所でらしいプレーを発揮したが、ゴール以外に目立ったプレーはなかった印象。先制弾がなければ試合の行方がどうなっていたかわからず、その意味でも1点の価値は大きいが、最高評価には届かない。

南野拓実(背番号8)
サウジアラビア代表戦:HT OUT
評価:C

 不完全燃焼か。前半終盤には上田綺世とのコンビネーションからチャンスメークを見せたが、全体的には攻撃が左偏重だったこともあり、サウジアラビア代表にとって脅威な存在とは言い難かった。それよりも退場にならなかったことが幸いで、アブドゥレラー・アル・マルキを突き飛ばしたシーンは少しヒヤリとした。オーストラリア代表戦では挽回に期待したい。

久保建英(背番号20)
サウジアラビア代表戦:88分 IN
評価:出場時間短くなし

 88分から登場。試合展開的にもアピールは難しかった。次回に期待。

中村敬斗(背番号13)
サウジアラビア代表戦:88分 IN
評価:出場時間短くなし

 88分から登場。久保建英同様、試合展開的にもアピールは難しかった。次回に期待。

田中碧(背番号17)
旗手怜央(背番号22)
藤田譲瑠チマ(背番号-)
サウジアラビア代表戦:出場なし
評価:評価なし

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