「”アンカー”として存在感を発揮しました」
――危なげない勝利でした。振り返ってみてどうでしょうか?
「その通りですね。組織的な守備とコンパクトな中盤は素晴らしかったです。チャンスが少ない中で2点を奪えたのは非常に良いことでした。完璧なスタートです」
――今日の試合のMVPは誰でしょうか?
「リバプールで出番がない遠藤は良かったと思います。相変わらずチームの”アンカー”として存在感を発揮しました」
――難敵のサウジアラビアを相手にしていたと思えないほど、日本の選手は落ち着いて戦っていた印象ですが、どうでしょうか?
「その通りですね。一見、簡単そうな試合でしたが、このような相手と戦い、こういった環境でプレーすることは間違いなく簡単ではないので、森保監督も選手も非常に良い仕事したと思います」
――次の相手は、中国に3-1と勝利を収め、初勝利を挙げたオーストラリアです。どのような戦いを期待しますか?
「この一戦もタフな試合になりますが、日本には勢いと自信があって、ホームなので4連勝の可能性は高いです!」
――ファンは、大量得点、無失点での勝利を期待すると思いますが、どうでしょうか?
「それはもちろん理想的な展開ですが、オーストラリアとの試合はいつも接戦になるので僅差での勝利ができれば十分ですね」
――今日も遅くまでありがとうございました!
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。
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【了】