イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース
現在、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグに史上最多となる5人の日本人選手が挑戦しており、トッテナムではソン・フンミンが主将を務めるなど「アジア人選手」の存在感が増している。今回はドイツメディア『OneFootball』が作成したランキングを基に、歴代最強アジア人選手ランキングを紹介する(成績は『transfermarkt』を参照。2024年9月22日時点)
3位:岡崎慎司(元日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年4月16日
プレミアリーグ通算成績:114試合14得点4アシスト
昨シーズン限りで現役を引退した岡崎慎司は、直近の10年間で最もプレミアリーグで成功した日本人選手だろう。現在ブライトンに所属する三笘薫が11ゴールと迫っているが、現時点では14ゴールを決めている岡崎が日本人で最もプレミアリーグで得点を決めた選手である。
2015年夏にレスターに加入した岡崎だったが、発表から4日後に自らの獲得を望んだナイジェル・ピアソン監督が息子の不貞行為の責任を負って解任となるハプニングを経てのプレミアリーグデビューだった。後任のクラウディオ・ラニエリ監督の下でジェイミー・ヴァーディと2トップを形成し、日本代表FWは献身的な守備で前線からプレッシャーをかけつつ、時にはニューカッスル戦で決めたオーバーヘッドのようにスコアラーとしても重要な役割を担った。
後にワールドクラスの選手と呼ばれるエンゴロ・カンテやリヤド・マフレズを擁したレスターは2015/16シーズンのプレミアリーグを制覇。このシーズンに岡崎は28試合で先発出場を果たしており、それまでプレミアリーグで優勝を経験した稲本潤一や香川真司、南野拓実らと比較して最も中心的な存在だった。
2017/18シーズンには “ミラクルレスター”のシーズンを上回る6ゴールを決めるなど、FWとして多くの得点にも関与。クロード・ピュエルとブレンダン・ロジャーズ政権では大きく出場機会を減らしたが、プレミアリーグにおいて日本人では吉田麻也に次ぐ114試合に出場した。
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