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遠藤は1月にも移籍?
リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、1月の移籍市場でクラブを去る可能性があるようだ。少ない出場機会でなんとか存在感を発揮し、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)に臨む代表メンバーに選出された遠藤だが、果たして将来はどのクラブにあるのか。イギリスメディア『CaughtOffside』が現地時間8日に報じた。
日本代表のキャプテンの去就が不透明になっている。アルネ・スロットがリバプール新監督に就任した今季、公式戦での先発出場は1試合にとどまり、間もなく開幕から2か月が経つプレミアリーグでの先発の機会は与えられていない。出場すれば持ち前のデュエルの強さを発揮して、存在感を示すものの、MFライアン・フラーフェンベルフの台頭と戦術変更のせいで割を食い、出番を失っている。
そうしたなかで同メディアは、「情報筋によれば、リバプールは、1500万ポンド(約29億円)から2000万ポンド(約38億円)程度の移籍オファーを検討する構えがあり、レギュラーでの出場機会を確保したい遠藤自身も移籍に前向きであるようだ」と、クラブの具体的な提示額および選手の意向を報じている。また、「遠藤にとっての最優先事項である多くの出場機会を提供できるクラブはどこなのか。そして、来年2月に32歳となる選手に1500万から2000万ポンドの移籍金を支払えるクラブはどこなのか。こうした点に注目が集まる」と、年齢を考慮し、移籍の難しさも指摘している。
さらに、「1月の移籍市場を前に、イプスウィッチ・タウン、フラム、ウォルバーハンプトンの3クラブが、遠藤の状況を注視している」と、移籍先候補となるクラブ名を挙げている。出場すれば確かなクオリティーを発揮する選手なだけに、先発で出場してピッチを駆けまわる姿を見たいところだが、果たして上記のハードルを乗り越え、冬に移籍を果たすのだろうか。あるいは今後、リバプールの中盤に負傷などの不測の事態が生じた際、穴を埋めて余りある活躍を見せ、スタメンを奪取してしまうのだろうか。日本代表主将の、今後の動向が待たれる。
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