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フォーカス 22時間前

獲得を後悔? プレミアリーグで大苦戦する新戦力10人。やっぱり難しい? 早くも頭を悩ますのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

MF:キアナン・デューズバリー=ホール(チェルシー)

キアナン・デューズバリー=ホール
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月6日
今季リーグ成績:3試合0得点0アシスト

 今夏にチェルシーの監督に就任したエンツォ・マレスカは、昨シーズンに率いたレスター・シティでチャンピオンシップ優勝の立役者となった教え子のキアナン・デューズバリー=ホールを引き抜いた。

 本来デューズバリー=ホールのような監督の教え子は即戦力として主力に定着する機会が多いが、現時点で同選手は出場機会の確保に苦戦をしている。カップ戦では出番を得ているが、プレミアリーグでは直近の2試合でベンチ外となっており、第7節終了時点で3試合にしか出場することができていない。

 彼が出場機会を得ることに苦戦をしているのは、シンプルにチェルシーの既存戦力たちの方が指揮官の中での序列が高いからだろう。エンソ・フェルナンデスやモイセス・カイセドらマレスカ就任以前からチェルシーにはクオリティの高い中盤の選手たちがおり、同じく新加入のレナト・ベイガが左サイドバック(SB)としても中盤の選手としても振舞えることから、彼の方が優先的に起用されている。

 恩師に連れられた中で新天地デビューに失敗してしまったデューズバリー=ホールだが、10月の第1週に開幕したUEFAカンファレンスリーグ(ECL)では先発出場。ヘント相手に移籍後初ゴールを決めてアピールに成功した。

 しかし、その直後に行われたノッティンガム・フォレスト戦でもメンバー外となってしまい、チェルシーの選手層の厚さを前に自らの居場所を見つけることに苦労をしている。

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