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獲得を後悔? プレミアリーグで大苦戦する新戦力10人。やっぱり難しい? 早くも頭を悩ますのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

MF:鎌田大地(クリスタル・パレス)

鎌田大地
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月5日
今季リーグ成績:7試合0得点0アシスト

 今季クリスタル・パレスに加入した鎌田大地が新天地で苦戦を強いられている。チャンピオンシップのクラブと対戦したリーグカップでこそ得点に絡んだが、プレミアリーグでは第7節を終えて未勝利のチームと同じく苦しいパフォーマンスに終わっている。

 鎌田が新天地で苦しんでいる理由は、ベストな起用法が定まっていないからだろう。[3-4-2-1]のシステムを採用するクリスタル・パレスでは、左のシャドーでプレーするエベレチ・エゼが絶対的な存在であり、日本代表MFはミカエル・オリーズが去った右のシャドー、もしくはボランチの一角で起用されている。

 しかし、現時点では両ポジションともに中途半端な活躍に終わっている。ボランチで起用された際は前方に味方選手がいるため配球役として機能するが、強度不足なことから中盤の選手としてのフィルター能力が足りておらず、被カウンターの場面で後手を踏む機会が多い。

 守備時に弱点をみせてしまうことから、どちらかと言えば2列目での起用の方が適切にも思えるが、移籍市場終了直前にエディ・エンケティアが加入したことで、このポジションで起用される機会が大幅に減った。

 ボランチは不動のスタメンであるアダム・ウォートンを軸に鎌田以外にもジェフェルソン・レルマ、ウィル・ヒューズ、シェイク・ドゥクレと実力者が揃っており、結果を出さなければ出場機会を減らすことになるかもしれない。

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