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獲得を後悔? プレミアリーグで大苦戦する新戦力10人。やっぱり難しい? 早くも頭を悩ますのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

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 2024/25シーズンのプレミアリーグ開幕から約1ヶ月半が経過した。早くもチームに欠かせない戦力となっている新加入選手がいる一方で、新天地で自らの定位置を掴むことや苦しいパフォーマンスに終わっている選手もいる。今回は、プレミアリーグで苦戦する新戦力10人を厳選して紹介する(データは2024年10月7日現在)。

FW:ジョシュア・ザークツィー(マンチェスター・ユナイテッド)

ジョシュア・ザークツィー
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年5月22日
今季リーグ成績:7試合1得点0アシスト

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 マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第7節終了時点で14位とエリック・テン・ハフ監督の下で正念場を迎えている。この低迷の原因の一つとなっているのが深刻な得点力不足で、リーグワースト2位の5ゴ-ルしか決めることができていない。

 その中で今夏にボローニャから加入したジョシュア・ザークツィーのパフォーマンスは満足がいくものではないだろう。フラムとの開幕戦こそ途中出場から決勝ゴールを決めたが、それ以降の試合では沈黙している。

 シュートが相手GKの真正面を突くことも多く、アレハンドロ・ガルナチョのゴールをオフサイドでふいにしたブライトンとの第2節では、チームが敗れたこともあって批判を浴びた。

 こうした事態になっているのは、彼自身の問題に加えて周りの選手とザークツィーのプレー面での連係が未完成な部分が影響しているからだろう。他の選手とプレーテンポが違うのが、良くも悪くも彼の特長であり、これが良い方向へと進めば前線で違いを生み出す存在になるが、ハマらなければロストが増える一方だ。

 プレシーズンマッチで本来エースとして期待されていたラスムス・ホイルンドが負傷したことが、結果的にザークツィーにとって不運な出来事となってしまった。これによって、本来は徐々にチームへと馴染ませたかったところが、半強制的に9番のファーストチョイスになり、試したかったデンマーク代表FWとのツートップや二列目での起用もできていない。

 直近のアストン・ヴィラ戦でも、途中出場から試合にうまく入ることができずに前線で孤立。ボールを受けたとしても周囲との連係が合わず、ロストが目立ってしまった。典型的な9番ではない中でその役割を任せようとしているエリック・テン・ハフ監督の手腕にも疑問符が投げかけられており、彼をどのようにチームへと組み込むかが今後の活躍に大きな影響を及ぼすだろう。

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