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【写真:Getty Images】
本当の脅威はインドネシア代表?
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第3節サウジアラビア代表、第4節オーストラリア代表戦と強豪国との連戦を間近に控えているサッカー日本代表。しかし、今回の最終予選でもっとも脅威となるのはインドネシア代表なのかもしれない。中国メディア『SOHU』が同国の脅威について報じていた。
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日本と同じグループCのインドネシア代表が予選に臨む招集メンバー27名を発表した。オランダのFCトゥウェンテに所属するDFミーズ・ヒルハース、PECズウォレのMFエリアノ・ラインダースなど、合計13名のオランダ出身帰化選手がインドネシア代表選手として選出されている。
22年以降、インドネシアは海外サッカー選手の帰化に最も積極的に取り組んでいる東南アジアの国となっており、多くの選手が加入したことによってインドネシア代表の競技力は著しく向上した。実際に、シン・テヨン監督率いるチームは23年のアジアカップで史上初のトーナメント進出を成し遂げており、今回初めてワールドカップ・アジア最終予選にも駒を進めている。9月のアジア最終予選は、サウジアラビア代表と1-1、オーストラリア代表と0-0の引き分けに持ち込んでおり、アジアの強国に対して一歩も引かない姿を見せていた。
同メディアは、「帰化政策を通じてインドネシア代表はチームの総合力を徐々に向上させた。より多くの国際経験もチームに注入している。これに対して中国の帰化政策は効果を上げているものの、インドネシアで実施されている質の高いものと比べるとやや不十分だ。インドネシア代表の選手たちは評価が高いだけではなく、国際舞台でトップ選手と渡り合える能力を発揮できる力を有している。これが本当の『帰化価値』と言うべきだ」と、ヨーロッパのクラブで活躍する選手たちが招集されているインドネシア代表に強い警戒を示している。
インドネシア代表と日本代表は同じ組であり、11月15日と来年6月10日に試合が行われる予定だ。アジア最大のライバルであるサウジアラビア代表、強国オーストラリア代表に注目が集まりがちだが本当に日本の脅威となるのはインドネシア代表かもしれない。
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