4位:鎌田大地(日本代表)
生年月日:1996年8月5日
推定年俸:653万ユーロ(約10億4000万円)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
24/25リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
鎌田大地は、推定653万ユーロ(約10億4000万円)の年俸を受け取っている。これは、このランキングに登場する日本人選手として最高額だ。
サッカー日本代表の鎌田は、2017年夏にサガン鳥栖からドイツのフランクフルトに加入した際、年俸44万ユーロ(約7040万円)の契約だった。その後2018年8月にシント=トロイデンへレンタル移籍するも、2019/20シーズン開幕前にドイツへ復帰。同シーズンの活躍でフランクフルトとの契約を更新し、2020/21シーズンには200万ユーロ(約3億2000万円)に上昇した。
フランクフルトでの素晴らしいパフォーマンスで評価をさらに高めた鎌田は、2023年夏に契約満了で退団の道を選び、イタリアのラツィオに年俸385万ユーロ(約6億1600万円)の条件で加入した。
しかし、イタリアでは適応に苦しみ、満足のいく結果を残せず、契約延長のオプションはあったものの再び退団を選択。チーム最高額の年俸を用意したクリスタル・パレスを新天地に選んでいる。
ただ、鎌田はクリスタル・パレスで難しいスタートを強いられている。ここまでプレミアリーグ6試合に出場しているが、得点もアシストも記録しておらず、批判の声が高まっている。チーム最高年俸を受け取る期待の新戦力なだけに、周囲は堅実なプレーではなく、決定的な仕事を求めており、ここまでの鎌田はそのインパクトを残せていない。
クリスタル・パレスは、リーグ戦第6節終了時点で3分け3敗で18位に低迷しており、不振の原因は鎌田だけにあるわけではないが、もっと期待されているのは確かだ。