8位：ファン・ヒチャン（韓国代表）

生年月日：1996年1月26日
推定年俸：435万ユーロ（約6億9000万円）
所属クラブ：ウォルヴァーハンプトン（イングランド）
24/25リーグ戦成績：5試合0得点0アシスト

　ヨーロッパのクラブでプレーする日本人と韓国人の選手で8番目の高額な給料を受け取っているのは韓国代表FWのファン・ヒチャンで、推定年俸は435万ユーロ（約6億9000万円）だ。

　ファン・ヒチャンは、サッカー日本代表の南野拓実（現モナコ）やノルウェー代表のアーリング・ハーランド（現マンチェスター・シティ）らとともにオーストリアのRBザルツブルクで活躍し、2021年夏にウォルヴァーハンプトンに加入した。

　プレミアリーグ1年目は5得点、2年目は3得点と、FWとして物足りないゴール数だったが、3年目の2023/24シーズンに前半戦だけで10得点を挙げてブレイクし、2023年12月に契約を更新。現行の年俸となり、チーム内で4番目の高給取りになった。

　しかし、今シーズンはその高額サラリーに見合う働きができていない。リーグ戦で開幕から2試合続けて先発したものの結果が出ず、その後はベンチスタートになっている。プレミアリーグ公式のスタッツによると、ファン・ヒチャンは第7節まで終えてシュート数は0本という状況だ。

　ウォルヴァーハンプトンはリーグ戦7試合を終えて1分け6敗と絶不調で、ファン・ヒチャンだけが悪いわけではない。それでも、高額年俸に見合う働きを周囲は期待していることだろう。