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【写真:Getty Images】
遠藤放出を指揮官も認める?
今季、アルネ・スロット新監督の下で序列が低下しているサッカー日本代表MF遠藤航。リバプールは、同選手を今冬にも放出して新たな選手獲得に動く可能性があるようだ。クラブ専門メディア『ANFIELDINDEX』は、今冬の移籍市場における遠藤の放出可能性について報じていた。
今季就任したアルネ・スロット監督のもとで、出場機会がなくベンチスタートやベンチ外といった状況が続いている遠藤。現地時間5日に行われたクリスタル・パレスの試合では、89分にカーティス・ジョーンズとの交代でピッチに立つことができていたものの、今季は試合終了間際の起用が多くなっている。
英メディア『FootballInsider』は、「46歳の同監督は、ライアン・グラフェンベルフの代わりとなる若い守備的MFの獲得資金を集める目的で、冬に遠藤が完全移籍することを認めておりその決断に満足しているという」と、すでに同監督からは放出候補の最有力候補だとみなされており、今冬にも移籍する可能性があることを伝えていた。
この報道を受けて『ANFIELDINDEX』は、「遠藤は今季プレミアリーグとチャンピオンズリーグの両方でわずかに出場したのみで、大きなインパクトを残すことができていない」と遠藤の現状について述べた上で、「重要な試合でわずか1分程度しかプレーしておらず、スロット監督は焦点を他の選手に移したことは明らかだ。多くの人が慣れていない役割とみなしていたグラフェンベルフに6番の役割を託したが、信頼が報われている。もっとも、現在はこの重要なポジションに厚みと競争を加えようとしているようだ」という理由から、日本代表キャプテンの今冬放出の可能性は高いと言及している。
そして、「新たな6番を獲得するという考えは、チームの将来にとってエキサイティングであると同時に極めて重要である」と言葉を続け、「グラフェンベルフの活躍は見ていて楽しいものだが、ファンであればプレミアリーグにおいて選手層の厚みが重要であることは誰もが知っている。遠藤は頼りになる存在だが、31歳という年齢を考えるとクラブが若返りの方向に進むのは理にかなっている」と、今冬に日本代表キャプテンを放出するという判断は、好調を維持しているグラフェンベルフの現状とチームの将来を考えると間違っていないと強調していた。
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