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最新版! プレミアリーグの市場価値ランキング11〜20位。100億超え! ビッグ6の中心選手が勢揃い【2024年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:エンソ・フェルナンデス(チェルシー/アルゼンチン代表)

エンソ・フェルナンデス
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年1月17日
市場価値:7500万ユーロ(約120億円)
今季リーグ成績:5試合0得点0アシスト

 23歳の若さにしてチェルシーで現在キャプテンを務めるエンソ・フェルナンデス(7500万ユーロ/約120億円)が13位にランクインした。

 エンソのキャリアが劇的に変化したのは2022年夏、今からまだ2年前とつい最近のことである。アルゼンチンの名門リーベル・プレートからポルトガルのベンフィカに移籍をして欧州での挑戦権を得ると、ほぼ同じ時期にアルゼンチン代表にも初選出されている。

 その勢いのまま、2022年のFIFAワールドカップ(W杯)では決勝戦までの全試合に出場し母国の優勝に大きく貢献した。このときのアルゼンチン代表の中盤はエンソをアンカーに、アレクシス・マック・アリスターとロドリゴ・デ・パウルを両脇に添えた3センターハーフが抜群の安定感を見せ、王様リオネル・メッシを支えていたことが非常に印象的だ。

 W杯での目覚ましい活躍もあり、エンソは早々にステップアップを果たすことになる。ベンフィカに加入してからわずか半年後の2022/23シーズンの冬に移籍市場でプレミアリーグのチェルシーに引き抜かれ、以降はチームの中心的存在として中盤でタクトを振っている。

 初の欧州挑戦から瞬く間にトップ選手に上り詰めたエンソの市場価値は、2022/23シーズンの1年間だけで2000万ユーロ(約32億円)から8000万ユーロ(約128億円)まで4倍の上昇を見せるほどのもの。

 昨季は怪我の影響で欠場試合数が嵩んでしまったことで若干の下落があったものの、平均年齢が20代前半と若いチームに姿を変えたチェルシーにおいて、エンソは絶対的な柱であることは間違いないだろう。

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