19位:モイセス・カイセド(チェルシー/エクアドル代表)
生年月日:2001年11月2日
市場価値:7500万ユーロ(約120億円)
今季リーグ成績:6試合0得点1アシスト
エクアドルのインデペンディエンテでプロキャリアをスタートさせたモイセス・カイセド(7500万ユーロ/約120億円)が19位にランクインした。
カイセドが頭角を現し始めたのは、2021/22シーズン終盤でのブライトン時代になる。この年は3年目を迎えたグレアム・ポッター監督の集大成となったシーズンで、結果的には当時のクラブ史上最高順位の9位でプレミアリーグを終えている。
そんな調子の良かったブライトンにおいて、カイセドは輝きを放った。イヴ・ビスマ、エノック・ムウェプ(2022年に引退)ら身体能力の高い選手とともに形成した3センターハーフで攻守にアグレッシブなプレーを見せると、ロベルト・デ・ゼルビが就任した翌シーズンは開幕からレギュラーとして試合に出続け、三笘薫ら共にこれまでのクラブ史上最高順位を更新する6位という大躍進に大きく貢献した。
このシーズンで600万ユーロ(約9億6000万円)から7500万ユーロ(約120億円)まで約12倍の上昇を見せたカイセドの市場価値は移籍市場でも目玉となり、1億1600万ユーロ(約185億6000万円)もの大金でチェルシーに引き抜かれることになった。