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【写真:Getty Images】
上田に厳しい目線を送る現地メディア
サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節でジローナと対戦し、3-2で勝利を収めた。現地メディア『feyenoordpings』は現地時間3日に、この試合で活躍できなかった上田に厳しい評価を下していた。
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エースストライカーであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱の影響で、先発出場の機会が増えている上田は、ヨーロッパの大会でもスタメンに名を連ねていた。
2-1とリードしていた状況で35分にPKを獲得したフェイエノールト。しかし、PKキッカーを務めた上田のシュートは相手GKに阻まれてしまう。その後48分にも決定機が訪れたものの、ゴールを決めることはできなかった。
同メディアは、「上田にまた批判…」と題して、「ヒメネスと上田のプレーを比較すると、彼の方がチームメイトをより楽にしていることを何度か示している。日本代表選手は味方の選手と連携し、パスを好み、ゴール前でポジションを探している」と上田のプレーを認めつつも、「得点に関してこの日本人は、何か踏みとどまっているように見える」と指摘し、次のような厳しい評価を下していた。
「上田が日本代表でやっているようなプレーがうまくいかないことも多い。昨季もPKを失敗して、今日もゴールキーパーに阻まれた。しかし、彼はもっと悪いプレーをしていた。ハーフタイム直後には、鋭いカウンターでチャンスを得られたのに迷いすぎた」
上田に対して常に厳しい目線が向けられている理由は、同選手がサークル・ブルッヘからフェイエノールトに移籍した際の移籍金が「クラブ史上最高額」の1000万ユーロ(約16億円)だからだ。ストライカーのポジションで起用されている限り、クラブ史上最高額の男という肩書きがある上田はアシスト、そしてゴールという結果を残し続けなければ評価されないだろう。
果たして、上田は日本代表で活躍している時のように、クラブでも自身の実力を発揮して結果を残すことができるだろうか。
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