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【写真：Getty Images】

リバプールで出番のない遠藤も招集！

　日本サッカー協会（JFA）は3日、今月行われるFIFAワールドカップ（W杯）26アジア最終予選（3次予選）に臨むサッカー日本代表の最新メンバーを発表。今回のメンバーには、所属しているリバプールで出番のない遠藤航も招集されている。遠藤の現状について、チームを率いる森保一監督が言及していた。

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第2節、リバプール対ボローニャの試合が現地時間2日に行われており、この試合では遠藤の出番がなかった。現地時間28日に行われたプレミアリーグ第6節・ウォルバーハンプトン戦に続いて、この試合でもベンチスタートだ。今季は控え選手を中心に起用したEFLカップのウェストハム戦のみ先発出場となっている。先発出場を果たしたカップ戦を除くと、今季の合計出場時間は10分にも満たない状況だ。

　会見で遠藤の現状について懸念があるかどうか聞かれた森保監督は、「一言で言うと心配はしていない」と前置きした上で、「確かに試合数からすると公式戦に出ていないことは考えなければいけない。しかし、（毎日の練習で）世界選抜のようなチームメイトたちと鎬を削っている。コンディションは整えてこれる」と、キャプテンである同選手に対して信頼を示していた。

　また、「もちろん試合に出場できた方がいいが、スタッフやクラブとやり取りしながらコンディション状態を把握して招集している。明らかに悪いのであれば招集しない。それは全ての選手に言えること。これまで素晴らしい経験をしてきて、プレーの判断には色々な引き出しがある。その経験を活かしながらプレーしてもらえれば問題ない。現に9月も公式戦は出場していない状況だったが、暑い環境の中で（中国戦、バーレーン戦）コンディションは問題なく試合をコントロールしながら適切な判断をできていた」と、コンディション面に不安はないことを強調している。

　森保監督は、「長谷部誠コーチも試合に出られない中で代表の試合を戦ってきた」と、過去にクラブチームで出番がなかったものの代表で結果を残し続けてきた長谷部コーチについて言及し、「彼も太鼓判を押している」と、同コーチも自身の経験からコンディション面で遠藤に問題はないと判断した上で招集したことを明かしていた。

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