6位:マルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年12月17日
市場価値:1億1000万ユーロ(約176億円)
今季リーグ成績:3試合0得点0アシスト
6位には、アーセナルで主将を務めるマルティン・ウーデゴールがランクインした。
元浦和レッズ監督のペア=マティアス・ヘグモが当時率いるノルウェー代表で15歳という若さでデビューを飾ったことで話題を呼んだウーデゴールは、16歳でレアル・マドリードに引き抜かれた。
その後、フィテッセやレアル・ソシエダなどの期限付き移籍先では結果を残したが、ルカ・モドリッチやトニ・クロースが健在だったトップチームでは出場機会に恵まれなかった。
彼のキャリアの転機となったのが2020/21シーズン後半戦のアーセナルへの期限付き移籍だろう。当時のミケル・アルテタ監督のチームは低迷しており、結果的に同シーズンは欧州カップ戦出場権を逃す屈辱を味わうが、その中でウーデゴールは主力選手に定着。2021年夏に完全移籍へと移行すると、チームの成長と共に自身も成長を重ねて、2022/23シーズンからは主将としてチームを牽引している。
そんなウーデゴールの市場価値はアーセナル移籍後からは一度もダウンすることなく上昇を続けており、今年5月には自己最高額の1億1000万ユーロ(約176億円)を更新。現在は9月の代表戦で負傷してしまったため戦列を離れているが、25歳という年齢を踏まえればさらなるアップも見込めるだろう。