9位:ルイス・ディアス(リバプール/コロンビア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月13日
市場価値:8000万ユーロ(約128億円)
今季リーグ成績:6試合5得点1アシスト
9位には、アルネ・スロット新体制で絶大なインパクトを残しているルイス・ディアスがランクインした。
2022年1月にポルトからリバプールに加入したディアスは、その半年後に退団するサディオ・マネの後釜として期待されていた。加入当時からドリブルの切れ味が抜群で、個人での打開力やリバプールの選手に求められるハードワークの部分でもチームにフィット。期待に応える活躍を披露していた。
抜群の打開力からチームに欠かせない選手ではあったが、一方で得点関与数の少なさは課題だった。半年間のプレーとなった2021/22シーズンが4ゴール、続く2022/23シーズンも4ゴール、2023/24シーズンは8ゴールと、プレミアリーグでは3シーズン連続で二桁ゴールを達成することができていないのだ。
ただ今夏の監督交代を経て良い方向に進んでいる。迎えた2024/25シーズンはスロット監督が就任したことで、ユルゲン・クロップ政権以上に再現性のある攻撃の形が増えており、その中でディアスがフィニッシャーとして活きるシーンが劇的に増えている。
その結果、開幕6試合で5得点とリバプール移籍後ではキャリアハイのペースでゴールを重ねることができており、市場価値も10月の更新で自己最高額となる8000万ユーロ(約128億円)にアップした。