UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

【写真：Getty Images】

前田大然が体当たりゴール！

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）リーグフェーズ第2節、ドルトムント対セルティックが現地時間1日に行われた。試合はホームのドルトムントが7-1の大勝を収めている。この試合では、セルティックに所属する日本代表FW前田大然が、前半開始早々に試合を振り出しに戻す同点ゴールを決めた。

　試合は7分、キャプテンのMFエムレ・ジャンがPKを決め、ドルトムントが先制。シグナル・イドゥナ・パルクにこだまする大歓声の後押しを受け、このままホームチームが優勢に立つかと思われたが、左ウイングで先発した前田が、同点弾を叩き込んだ。

　開始9分、失点した後のキックオフからの流れで、セルティックは右サイドでコーナーキックを獲得する。一度は跳ね返されるも再び回収し、ボールはMFアルネ・エンゲルスの下へ。ペナルティエリア内にはドルトムントDFが揃っていたものの、センターバックと右サイドバックの間にスペースがあった。右の比較的浅い位置からクロスが上がる。DFラインを超えたボールに、ボランチのジャンが慌ててヘディングクリアを試みるも、まさかのミス。そこに、右サイドバックの後ろに隠れていた前田が飛び込み、右わき腹で体当たりする形でボールを押し込んだ。

　前田にとってはCLでの2試合連続ゴールとなり、得点ランキングでは、バルセロナFWロベルト・レバンドフスキらと並ぶ5位タイにつけるなど、昨年の準優勝チームを相手に、インパクトのある結果を残した。なお試合はドルトムントFWカリム・アディエミのハットトリックの活躍もあり、ホームチームが7-1の大勝をおさめている。