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いまこそ呼ぶべき!? サッカー日本代表に推薦したい欧州組6人。今ノリに乗ってる男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:佐野航大(さの・こうだい)

佐野航大
【写真:Getty Images】

生年月日:2003年9月25日
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
24/25リーグ戦成績:5試合1得点0アシスト

 オランダで着実に実力をつけている佐野航大も、10月のワールドカップ・アジア最終予選でのサプライズ招集を期待したくなる選手の1人だ。

 2023年8月、佐野はファジアーノ岡山からNECナイメヘンに完全移籍した。岡山のクラブ公式サイト上には「ファジアーノ岡山で経験させて貰ったことを100%ぶつけて海外で必ず成長して、子どもたちに夢を与えられる選手になれるよう頑張ってきます」という佐野の決意が掲載された。

 あえて厳しい環境に身を置くという佐野の選択は、1年の時を経て実を結びつつある。日本時間8月11日に行われたエールディヴィジ(オランダ1部リーグ)開幕戦のトゥウェンテ戦では、1点ビハインドで迎えた28分に右サイドからのクロスボールを頭で叩き込んで同点ゴールをマーク。

 その後チームが1点を失って開幕黒星スタートとなったものの、NECの本拠地『ゴッフェルト・スタディオン』に駆けつけたファンは佐野のゴールに熱狂した。

 2022年春まで米子北高等学校の高校生だったことを考えると、ここまでの佐野は急激な成長曲線を描いていると言える。フィジカルやスピードに優れた選手がひしめくオランダでの修行の道を選んだのも、日本代表になるという未来から逆算した結果だろう。

「高卒→J2→海外」と瞬く間にステップアップを果たしてきた21歳の若武者が森保ジャパンに招集されたとしても、何ら不思議ではない。

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【了】

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