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出さなきゃよかった…。リバプール退団で化けた元アカデミー選手6人。他クラブで才能開花させた男たち

シリーズ:退団で化けた元アカデミー選手6人 text by 編集部 photo by Getty Images

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 世界的な名門クラブであるリバプールの下部組織は、クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラードをはじめ、多くの名選手を輩出してきた。しかしその一方で、数多くのアカデミー出身者が退団の道を歩んでいる。今夏も多くのプレーヤーがクラブを離れる決断をしたが、本稿ではリバプールを去ってから日の目を見た選手を6名紹介する。
※移籍時期や移籍金などはデータサイト『Transfermarkt』を参照

DF:コナー・コーディ(元イングランド代表)

コナー・コーディ

【写真:Getty Images】

生年月日:1993年2月25日
所属クラブ:レスター・シティ
在籍期間:2005年~2014年8月

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 現在レスター・シティに所属するコナー・コーディは、リバプールの下部組織を経てプロデビューに至った。2022年7月にウルヴァーハンプトン(ウルブス)からエバートンに移籍した際、英紙『デイリー・メール』が同年9月に「生涯を通じたレッズファンである」と強調している。

 しかしマージーサイド生まれのDFは、リバプールのトップチームでは公式戦2試合の出場にとどまった。2013年7月22日、20歳のときに当時英3部リーグを戦っていたシェフィールドに期限付き移籍し、研鑽を積んだ。プロ初ゴールもこの時期で、同年11月に行われたレイトン・オリエント戦でネットを揺らした。

 その後、期限付き移籍を終えてリバプールに戻ったが、2014年8月に当時英2部リーグを戦っていたハダーズフィールドに完全移籍を果たすと、2部での戦いがコーディを大きく成長させた。

 同クラブで1シーズン過ごしたあと、同じカテゴリーで競い合っていたウルブスに加入。2017年5月にクラブの指揮官に就任したヌーノ・エスピーリト・サント監督のもと、3バックの真ん中に定着。2017/18シーズンから同選手の快進撃が始まる。

 プレミアリーグに昇格した2018/19シーズンからの数年間、ウルブスにおけるコーディはチームに不可欠な存在だった。この年から2シーズン続けてリーグ戦全試合にフル出場すると、2019/20シーズンはウルブスのUEFAヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝進出に大きく貢献。

 UEFAが選出するELの「シーズン優秀選手」に名を連ねた同選手は、大会予選を含めた全17試合にフル出場を果たした。

 この活躍のあと、コーディは2020年8月にガレス・サウスゲート監督率いるイングランド代表チームに招集され、同年9月8日に行われたアイスランド代表戦でピッチに立った。

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