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今季初先発の上田綺世は無得点
サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、同代表FW小川航基がプレーするNECナイメヘンと対戦し、1-1で引き分けた。試合後、元オランダ代表MFイブラヒム・アフェライがこの試合での上田のプレーについて言及した。オランダメディア『voetbal zone』が、現地時間30日に報じている。
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日本代表では1トップの位置を巡ってスタメンを争っている両者が、スタメン入りしたこの一戦。上田は、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷の影響により、今季初先発となった。このチャンスをものにしたい上田だったが、前半11分に放ったシュートなど見せ場を作ったものの、2試合連続ゴールとはならなかった。一方の小川も、チーム最多4本のシュートを打ち、ポスト直撃のヘディングシュートを放つなど、存在感を示したが、無得点に終わった。なお、NECのFW塩貝健人はベンチ入りしたが、ピッチに立つことはなかった。
試合後、PSVやバルセロナに所属し、2021年に34歳で引退したアフェライが上田を評価した。現在38歳になったアフェライは、「上田は本当に良いプレーをしていたと思う。彼は、ヒメネスでは全く見られなかったプレーをした」と称賛し、「フェイエノールトは、長いボールを多用していたが、上田は非常にボールキープ力があった。実際、彼のおかげで何度も攻撃を続けることができていた。前半では、中盤の選手たちと常に絡むことができ、攻撃を続けることができた」と得点はなかったものの、上田のプレーを高く評価した。
続けて、「上田はスペースに入り込み、何もないところからチャンスを作り出す。周りに多くのDFがいる中で、素早くターンして強烈なシュートを放った。これらのプレーは、ヒメネスが昨季の後半や今季のプレーに全く見せていなかったことだ。もちろん、まだ最初の試合だが、彼はかなり良いプレーをしていた」と、年内の復帰は絶望視されているエースの代わりに先発した上田のプレーについて言及した。
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