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【写真：Getty Images】

まさかのベンチ外、理由は？

　リーグアン第6節、モナコ対モンペリエの試合が現地時間28日に行われた。試合は、モナコが2-1で勝利している。モナコに所属するサッカー日本代表MF南野拓実はベンチ外となっていた。フランスメディア『foot-sur7』は現地時間29日に、南野の欠場理由を説明する指揮官のコメントを伝えている。

　昨季クラブのシーズンMVPを受賞していた南野。今季も公式戦6試合に出場して1ゴール1アシストを記録しており、すでにチームの中心選手と言っても良い存在だが。しかし、クラブ創立100周年となる記念すべき試合でまさかのベンチ外となっていた。

　モナコを率いるアドルフ・ヒュッター監督は、南野がベンチ外となっていた理由を現地の記者に聞かれると、「私はチームに対して、彼らを守る必要があると話した」と述べた上で次のようなコメントを残している。

「私たちは（UEFAチャンピオンズリーグ）のディナモ・ザグレブ戦、レンヌ戦が控えている。もちろん南野は次の試合には戻ってくることになる。私はローテーションをたくさんするし、南野は日本への移動も多くこなすからね。彼は重要な選手であり、（CLのある）水曜日にはプレイできるだろう。だが、私たちは全ての試合でローテーションをしようと思っているし、誰もがチーム内で重要な存在だと思えるようにしたい」

　どうやら南野がリーグ戦を欠場したのは、ミッドウィークに控えているCLに向けての休養だけではなく、日本代表として移動距離の長い同選手の疲労を懸念してのことのようだ。クラブ創立100周年記念となる試合は残念ながらベンチ外となってしまった南野だったが、十分な休養を経てCL、そして代表の試合で中断する前の最後の試合であるレンヌ戦に臨むことになる。