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1993年の開幕から今年で32年目を迎えたJリーグでは、数多くの外国籍選手がプレーしてきた。活躍した選手もいる中で、期待を大きく裏切って帰っていった選手も少なくない。今回は、清水エスパルスで活躍できなかった外国籍選手を5人紹介する。※年齢は加入当時のもの
秘密兵器のまま終わったストライカー
1993年2ndステージ第16節・ヴェルディ川崎戦の先発メンバー
マルコーン(ブラジル出身)
生年月日:1969年3月16日(当時24歳)
在籍期間:1993年
J通算成績:2試合出場/0得点
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2ndステージにあたるニコスシリーズでヴェルディ川崎と首位争いをしていた清水エスパルスが、攻撃の起爆剤としてブラジルのミラソルから獲得してきたストライカーだった。エメルソン・レオン監督の肝いりで、ポルトガル2部得点王という肩書きもあった。
しかし、デビューはシーズン終盤のニコスシリーズ第16節・ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)戦とかなり遅く、意気揚々と先発出場したその試合でボールに乗って転ぶというまさかの大失態。満を持しての登場は衝撃的な空振りとなり、その後はシーズン最後のニコスシリーズ第18節・横浜マリノス(現横浜F・マリノス)戦でピッチに立ったのみ。清水はステージ優勝を逃し、マルコーンはわずか2試合の出場であえなく契約解除となった。
日本を離れた後の詳細な経歴に不明な点も多いが、2000/01シーズンにはポルトガル1部のベレネンセスで12試合に出場して5得点を挙げた記録が残っている。翌シーズンも同クラブでプレーし、2002/03シーズンは同じく当時ポルトガル1部のヴァルジムに在籍していたようだ。
1993年2ndステージ第16節・ヴェルディ川崎戦の先発メンバー
▽GK
シジマール
▽DF
堀池巧
加藤久
内藤直樹
平岡宏章
▽MF
三浦泰年
太田貴光
澤登正朗
エドゥー
▽FW
長谷川健太
マルコーン
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