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近年、アジアのリーグの価値が向上している。中東リーグは豊富な資金力を活かし有名選手を獲得、Jリーグは多くの有望選手を海外へと送り込んでいる。では、アジアのリーグで市場価値が最も高いのはどのリーグなのか。今回はアジアのリーグ市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照)
1位:サウジ・プロ・リーグ(サウジアラビア)
【写真:Getty Images】
総市場価値:.10億2000万ユーロ(約1632億円)
総選手数:535人
市場価値最高額選手:ムサ・ディアビ(5500万ユーロ/約88億円)
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アジアのリーグ市場価値ランキング堂々の1位に輝いたのはサウジ・プロ・リーグだ。サウジリーグの総市場価値は10億2000万ユーロ(約1632億円)となっており、2位のUAEガルフ・リーグに圧倒的な差をつけている。
2023年冬にクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルへ移籍するなど、近年サウジへ移籍する流れは加速しており、今季もジョアン・カンセロなど多くの有名選手がサウジアラビアへと渡った。市場価値が最も高い選手も、今夏アストン・ヴィラからアル・イテハドへと移籍したムサ・ディアビの5500万ユーロ(約88億円)となっている。
莫大な資金力を有しているサウジアラビアのクラブだが、特に飛びぬけているのがアル・ヒラルだ。ネイマールやセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチなどスター選手を擁するアル・ヒラルのクラブ市場価値は2億1953万ユーロ(約351億円)となっており、これはセリエAのラツィオとほぼ同額の金額である。
国外からなりふり構わず選手をとっているイメージのあるサウジリーグだが、外国人選手の割合は26.9%とそこまで高くない。なお、サウジ出身の中で市場価値が最も高い選手はアル・アハリ所属FWフィラース・アル=ブライカーンで600万ユーロ(約9.6億円)となっている。
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