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アジア 3か月前

Jリーグ勢の金額は? ACLEクラブ市場価値ランキング11〜20位。ジャイアントキリングを起こすのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:川崎フロンターレ(日本)

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

監督:鬼木達
2024リーグ戦成績:15位
総市場価値:1638万ユーロ(約26.2億円)
最高額選手:エリソン(市場価値:250万ユーロ/約4億円)

 数年前には4シーズンで3度のJ1王者に輝くなど黄金時代を築いていた川崎フロンターレが14位にランクインした。主力選手の相次ぐ海外移籍などで大幅にメンバーが入れ替わり、今季はここまでのリーグ戦15位と苦しんでいる。

 最前線でチームを牽引していたレアンドロ・ダミアンと入れ替わる形で加入し、新エースとして期待されたFWエリソン(250万ユーロ/約4億円)だが、シーズン途中でハムストリングの負傷もあり、リーグ戦の出場は17試合にとどまり、得点数も4とチームトップの市場価値に見合う活躍はできていない。

 レジェンドである中村憲剛の背番号14を引き継いだMF脇坂泰斗(140万ユーロ/約2.2億円)は、今シーズンからキャプテンを務めている。2022シーズンには100万ユーロ(約1.6億円)だった市場価値は、30代を目前としている今でも上昇を続けており、黄金時代の面影を知っている14番がチームに与える影響は大きいだろう。

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ初戦では勝利を収めたものの、かつての黄金時代のチームでも果たせなかったアジア王者への道は激戦必須だ。国内リーグではJ2降格圏内まで勝ち点差5と、ここからの川崎には険しい両立が待ち受けている。

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