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【写真：Getty Images】

久保は温存？

　UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェイス第1節、ニース対レアル・ソシエダの試合が現地時間20日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わっている。スペインメディア『MUNDODEPORTIVO』は、今季絶不調のソシエダが降格圏内転落目前であることについて伝えていた。

　ここまでリーグ戦7試合を消化して、1勝2分4敗の勝点5で16位につけているソシエダ。不調から脱却すべく臨んだELの初戦だったが、サッカー日本代表MF久保建英はベンチスタートとなりそのまま出番はなかった。

　チームは新しく5バックを採用しており、18分には2トップの一角で起用されていたFWアンデル・バレネチェアのゴールで先制に成功。しかし、45分にニースMFパブロ・ロサリオに決められてしまい失点し、そのまま試合は1-1のドローで終わっている。

　ソシエダは現在勝点5で16位という状況であり、同じく勝点5で17位のバレンシア、降格圏内で18位のレアル・バリャドリード、勝点4で19位に沈んでいるヘタフェ、そして勝点2で最下位となっているラス・パルマスとほぼ変わらない状況だ。そのため次節の結果次第では、降格圏内に沈んでしまう可能性もある。

　それを見越して、今季出場機会が多かった久保を温存した可能性も高い。次節は17位のバレンシアとの試合が控えており、ソシエダとしてはここで降格圏内付近にいる相手チームを叩いておきたいところだろう。果たして、ELをドローで終えたソシエダは、リーグ戦で調子を取り戻し再び上位に食い込むことができるだろうか。