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訴訟費用を負担しているのに完全非公開、他クラブから不満続出
マンチェスター・シティのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反に関する聴聞会が現地時間16日に開始された。この審問は約10週間続くが完全非公開となっている。費用を負担しているのに透明性が無いとして、他クラブが不信感を抱いているようだ。英メディア『フットボール・インサイダー』が報じている。
プレミアリーグはマンCを4年間にわたって調査し、2009年から2018年にかけてマンCが115件のFFP違反を犯した疑いが浮上した。そして、今年2月から独立委員会による調査も受け、今月からはヒアリングが開始されている。マンC側は容疑を否定しているが、現時点で疑いは晴れていない。この件に関しては、2025年に最終的な判決が下される見通しとなっている。
なお、この問題はマンCだけが関わっているわけではない。エバートンの元会長であるキース・ワイネス氏は「これは全体の放映権料から差し引かれるので、訴訟費用が2000万ポンドだとすると、各クラブから100万ポンドが差し引かれることになる。しかし、法的手続きが現状のままであるため、秘密裏に行われることが決定された。他クラブは自分たちのお金が適切に使われているのかどうか分からないので怒るのは当然だ。プレミアリーグが間違った弁護士を雇ったのか、弁護士に多額の費用を費やしたのかは分からない。最近のエバートンに対する訴訟では、プレミアリーグは専門家の証人に予算の5倍の費用を費やしたため窮地に陥った。他人のお金を使う場合、それほど注意深く考えないというケースがある」と述べ、事実上他クラブも負担することになるが、お金が適切に使われているか不透明であるため、他クラブが不満を抱いていることを明かした。
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