2位:内田篤人(うちだ・あつと)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年3月27日
CL出場クラブ:シャルケ(ドイツ)
CL通算成績:29試合1得点2アシスト
2位には、日本人として初めてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の舞台に立った内田篤人がランクインした。
2010年夏に行われた南アフリカワールドカップ(W杯)で出場機会が訪れなかった内田だったが、大会終了後にシャルケへの移籍が決定。今でこそ2部へと降格して低迷期を迎えている同クラブだが、当時は欧州大会出場が常連のチームで、内田が加入した2010/11シーズンはCLに出場していた。
加入直後からレギュラーの座を掴んだ内田は、ベンフィカとのグループリーグ第2戦でCLデビューを飾る。すると、そこから11試合連続でスタメン出場を飾り、長友佑都が移籍した直後のインテル戦でも躍動。前年王者を2戦合計7-3で撃破し、世界最高峰の舞台での日本人対決を制した。
迎えたマンチェスター・ユナイテッドとの準決勝ではホームとアウェイの両ゲームで敗れてしまったが、日本人が誰も立ったことのなかったベスト4にたどり着いた。
内田にCLでの初ゴールが生まれたのは、2013/14シーズンのステアウア・ブカレスト戦だ。味方選手へのクロスがそのまま流れてゴールネットに吸い込まれるラッキーな形ではあったが、スコアレスの展開からチームを救う貴重なゴールとなった。
内田は続く2014/15シーズンまでの計4シーズンでCLを経験。日本人歴代2位となる29試合に出場した。