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現在、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグに史上最多となる5人の日本人選手が挑戦しており、トッテナムではソン・フンミンが主将を務めるなど「アジア人選手」の存在感が増している。今回はドイツメディア『OneFootball』が作成したランキングを基に、歴代最強アジア人選手ランキングを紹介する(成績は『transfermarkt』を参照。2024年9月22日時点)
5位:吉田麻也(元日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日
プレミアリーグ通算成績:154試合6得点3アシスト
今シーズンのプレミアリーグでは史上最多となる5人の日本人選手がプレーしている。今でこそ世界最高峰のリーグで日本人がプレーすることが当たり前となっているが、DFとしてその礎を築いたのは間違いなく吉田麻也だろう。
2012年夏にサウサンプトンに加入した吉田は、それまであった「アジア人センターバック(CB)は欧州では通用しない」という固定概念を覆し、最終的にはチーム最古参となった。彼はサウサンプトンでプレーした7年半の間にさまざまな「ニューレコード」を樹立している。
プレミアリーグで初めて100試合以上プレーした日本人選手となったのも吉田で、通算154試合出場は日本人歴代トップの数字だ。2017年にはプレミアリーグでプレーした日本人で初となる契約延長を勝ち取り、試合によってはキャプテンマークを巻くこともあった。
サウサンプトンは選手と監督の入れ替わりが激しく、吉田が在籍した7年半で7人も指揮官が代わっている。監督が代われば目指すサッカーが変わり、求められる役割も違ったものになってくるが、その中で日本代表DFはそれぞれの監督から信頼を得た。時にはサブとなることもあったが、本職ではない右サイドバック(SB)でも出場機会を得るなど、チーム内で自らの居場所を確保し続けた。
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