バルセロナ最新ニュース

　バルセロナのGKマルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンの長期離脱に伴い、現役復帰が噂されている元ポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーが、スペインメディア『Mundo Deportivo』のインタビューに応じた。今夏に引退したシュチェスニーに、バルセロナが接触しているとみられている。

　ラ・リーガ開幕6連勝と絶好調のバルサだが、22日に行われたビジャレアルCF戦で守護神のテア・シュテーゲンがハイボールをキャッチした際の着地に失敗し、右膝を負傷。全治は約8か月で、今シーズン中の復帰は絶望的と伝えられている。ハンジ・フリック監督は、第2GKのイニャキ・ペーニャへの信頼を強調しているものの、クラブは代役探しに動いている模様。そこで昨季はユベントスでプレーし、セリエA35試合の出場で15試合を無失点に抑え、今夏に引退したシュチェスニーが最有力候補に上がっているようだ。

　34歳のシュチェスニーは、同メディアに「マルクが早く回復することを願っている。彼は良き友人であり、素晴らしいゴールキーパーだ。彼にとって最善を願っている」と語り「これが、私がコメントできる唯一のことだ」と現役復帰のついての言及は避けたという。

　さらに『Mundo Deportivo』は「契約満了に伴い、引退を決めた経験豊富なポーランドのGKが、バルセロナからの接触を受けたとポーランドのポータルサイト『Meczyki』が報じている。引退を発表したものの、バルサからのオファーがあれば、元ポーランド代表は現役復帰を再考する可能性があるようだ」と伝えている。