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フォーカス 7時間前

なぜなんだ…。20代で引退した日本の超才能6人。中田英寿だけじゃない!? 早々とスパイクを脱いだ実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:中田英寿

2006年ドイツW杯の日本代表MF中田英寿
【写真:Getty Images】

生年月日:1977年1月22日
主な在籍クラブ:ベルマーレ平塚(湘南ベルマーレ)、ペルージャ、ASローマ

 日本サッカー界で唯一無二の存在である中田英寿は、29歳で現役を引退した。

 高校卒業後の1995年にベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)に加入してプロキャリアを始めた中田は、すぐにJリーグで活躍するようになり、1996年に19歳でサッカーU-23日本代表の一員としてアトランタ五輪(オリンピック)に出場。1997年にはA代表デビューを果たし、1998年にFIFAワールドカップ(W杯)に出場した。

 フランスW杯での活躍が評価されて同年夏にイタリアのペルージャへ移籍すると、いきなり大活躍をして世界を驚かせた。2000年に加入したASローマでは、セリエA優勝に貢献してさらに価値を高めた。

 その後はパルマ、ボローニャ、フィオレンティーナといったイタリアのクラブに加えて、イングランドのボルトンでもプレーし、ヨーロッパにおける日本人選手の価値を高めた先駆者と言えるだろう。

 2006年、中田はドイツW杯でも日本代表の主力としてピッチに立った。グループリーグ全3試合にフル出場したものの、結果は1分2敗で決勝トーナメントに進出できず。第3戦のブラジル代表戦のあと、ピッチ中央で倒れ込んで、1人で天を仰いだシーンは有名だ。

 その翌月、中田は突然現役引退を発表し、世界中を驚かせた。日本代表の主力選手が20代で現役を退くのは異例中の異例だった。

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