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【写真:Getty Images】
アーノルドの移籍に関するコメント
リバプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは、来夏で契約が満了することからスペインの名門レアル・マドリードへの移籍が噂されている。米メディア『TheAthletic』は現地時間23日に、同選手が語った自身の将来のコメントについて報じている。
下部組織出身であるアーノルドは、現行契約の満了が来夏に控えている。しかし、現状まだ契約更新がクラブと行われているといった報はなく、このまま行けば来夏の移籍市場においてフリーで移籍できる状態だ。
同選手は、様々な憶測が報じられている中で、「私はもう20年このクラブにいる。4、5回契約延長したが、どれも公に発表されたことはなかった。今回もそうなるだろう」と前置きし、「私はいつも、クラブのキャプテンになりたいと言ってきた。それが私の目標でありゴールだ。正直に言うと、それが実現するかどうかは私が決められるものではない」と、あくまでもアカデミーから過ごしてきたリバプールで主将になることが自分自身の夢であると語っている。
そして、自分自身の将来については、「今シーズンは(最低でも)リバプールの選手でありたい、というのが私の意見だ」とコメントを残していた。同メディアは、「アーノルドが(自身の契約について)意図的にメッセージを伝えようとしてこなかったのは明らかだ。これまで彼がメディアを通じて、リバプールに対して圧力をかけようとしたことは一度もない。6歳の時から所属してきたクラブに対して敬意ある姿勢は、変わる気配を見せていない」と、各種メディアを使った意図的な圧力などは一切行っておらず、幼少期から過ごしてきたクラブに対してリスペクトを持ち続けていることを指摘。
また、移籍に関しての意思決定プロセスでもっとも重要なのは何かと聞かれると「もっとも重要なのはトロフィーだ。トロフィーを獲得したい」と語っていた。英メディア『TEAMTALK』は、「マドリーがアーノルドを獲得しようと、彼の代理人と絶えず連絡を取り合っている」と伝えており、このまま契約が延長しなかった場合、アーノルドが重要視しているトロフィーの獲得という点でもっとも近いクラブであるマドリーに移籍する可能性も高いだろう。
果たして、リバプールはアカデミー育ちのアーノルドと契約延長をするのだろうか、それともフリーで手放すことを認めるのだろうか。
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