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フォーカス 17時間前

凄すぎたのは? プレミアリーグ、歴代最強アジア人選手ランキング1〜10位。日本人からのランクインは?

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

8位:キ・ソンヨン(元韓国代表)

キ・ソンヨン

【写真:Getty Images】

生年月日:1989年1月24日
プレミアリーグ通算成績:187試合15得点9アシスト

 元韓国代表MFキ・ソンヨンもプレミアリーグで大活躍した選手の一人だ。特にスウォンジー・シティ時代に残したインパクトは絶大だった。

 セルティックでの活躍が評価されて2012年夏に当時のクラブレコードである600万ポンド(約11.4億円)の移籍金でスウォンジーに加入したキ・ソンヨンは、移籍1年目にリーグカップでサプライズを起こすチームの一員となる。リバプールとチェルシーに勝利して決勝へと進出すると、ブラッドフォードとのファイナルではチーム事情もあって本職の中盤ではないセンターバック(CB)でプレー。ピッチ上で柔軟に振舞い、ウェールズに本拠地をおくチームとしては初となるリーグカップ制覇に大きく貢献した。

 そんなキ・ソンヨンがプレミアリーグで最高のシーズンを過ごしたのが、サンダーランドからのローン移籍から復帰を果たした2014/15シーズンである。キャプテンから監督へと代わったばかりのギャリー・モンクのチームで中心的な存在となり、ギルフィ・シグルズソンやウィルフリード・ボニー(2015年冬に退団)ら魅力的な前線の選手を後方でサポートしつつ、自らもプレミアリーグで8ゴールを記録。クラブ史上最高位となる8位へと導く立役者となり、チームの年間最優秀選手賞も受賞した。

 スウォンジーで通算162試合に出場したキ・ソンヨンは、2018年にニューカッスルへと移籍。イングランド北部のチームでは主力に定着することができなかったが、プレミアリーグではサンダーランド時代も含めて通算187試合でピッチに立っており、これはソン・フンミンに次いで韓国人史上2番目に多い出場記録である。なお、35歳となった現在も現役を続けており、プロデビューを飾ったクラブであるFCソウルでプレーしている。

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