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ロス五輪世代最強は? 19歳以下の日本人選手市場価値ランキング1〜10位。トップに立ったのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部

2位:保田堅心(やすだ・けんしん)

保田堅心(大分トリニータ)
【写真:Getty Images】

生年月日:2005年3月5日(19歳)
市場価値:40万ユーロ(約6400万円)
所属クラブ:大分トリニータ
2024リーグ戦成績:26試合4得点1アシスト

 ロサンゼルス五輪(ロサンゼルスオリンピック)世代で2番目に高い市場価値を誇るのは、大分トリニータの保田堅心で、その市場価値は40万ユーロ(約6400万円)となっている。

 保田は高校時代から大分トリニータの下部組織に所属し、トップ昇格前から2種登録でトップチームに帯同。2021年に16歳で天皇杯に出場し、プロデビューを果たした。2023シーズンに正式にトップチームへ昇格し、1年目からJ2で29試合に出場。2年目の今シーズンもここまでリーグ戦26試合に出場した。

 大分は8月のリーグ戦4試合で1勝1分け2敗と調子を落としているが、その中でも保田は奮闘している。身長185cmの大柄な体格を活かした守備で相手の攻撃の芽を摘むだけでなく、自ら積極的に持ち上がり、攻撃にも関与するタイプの守備的MFだ。8月には2得点を記録し、攻守にわたってチームを支えている。8月にはJ2の月間ヤングプレーヤー賞を受賞した。

 19歳の若さですでにJ2で63試合に出場している保田は、着実に成長を続けている。チームが不振に陥り17位に低迷する中、保田は数少ない希望の光となっている。

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